ワインとグルメと世界遺産フランス2週間の旅
1日目パリ 2日目ボルドー 3日目ボルドー 4日目リヨン 5日目リヨン 6日目マコン 7日目ボーヌ
8日目ディジョン 9日目ボーヌ 10日目ボーヌ 11日目パリ 12日目パリ 13日目パリ 旅のミニ情報
 
8日目 ニュイ・サン・ジョルジュ→ヴージョ→ディジョン
(2013年10月13日 1€=133円 両替時136円)
 
昨日雨が降ってたのもあり、寒かったので暖房を入れて寝た。朝起きた時にちょっと喉が痛いな〜と思ってたけど、それがものすごくひどくなるとはそのとき予想もしていなかった。オテル・ド・ラペの朝ご飯!1人14.5€。チーズの種類が豊富。グレープフレーツジュースもあるし。そして、なんといっても、ブルゴーニュ名物パンデピスがある!
朝食のパンとジャム   朝食のパンとジャム   朝食のパンとジャム   朝食のパンとジャム
 

朝ご飯をホテルで食べて、今日は観光。ニュイ・サン・ジョルジュとヴージョとディジョンを巡る。ディジョン・コート・ド・ニュイパス(1人18€)を買うことも考えたが、元が取れなさそうなので、パスは買わないことにした。

バスの移動もあるが、電車の方が断然本数が多い。といってもそんなに頻繁に本数があるわけではないので、ベストの行程を考えてみた。
ボーヌ 9:39発 → ニュイ・サン・ジョルジュ 9:50着  ニュイサンジョルジュ滞在時間約2時間
ニュイ・サン・ジョルジュ 11:51発 → ヴージョ・ギリー・レ・シトー 11:55着 ヴージョ滞在時間約1時間半
ヴージョ・ギリー・レ・シトー 13:25発 → ディジョン13:39着 夕方までディジョン滞在

ディジョン発の夕方の電車は本数があるので適当に帰る。
 
外観 ボーヌ市内にも国鉄の駅にもまあまあ近いホテルを選んだので、駅までは割と近い。ここがボーヌの駅。無人駅だったことを考えて、ボーヌから、ニュイサンジョルジュから、ヴージョから、ディジョンからと4種類×2人の切符を窓口で買っておく。合計33.2€ ホテル周辺の景色 ホテル周辺の景色
ニュイサン・ジョルジュといえば美味しい赤ワインで有名なところだが、カシスの里でもあり、カシシウムというカシス博物館がある。ワインも大好きだが、2人ともカシスオレンジが大好きなので、ぜひ行ってみようということで、ニュイ・サン・ジョルジュへ。
ホテル周辺の景色

ボーヌからニュイ・サン・ジョルジュまで10分ほど。駅を降りても誰もいない・・・カシシウムの小さな案内板はあるものの、誰も歩いてない。人っ子1人いないというのはまさにこのことだ(笑)ちょっと怖い・・・カシシウムまでは歩いて5.6分くらい。でもカシシウムの駐車場には人がたくさんいた!

ピュリニー・モンラッシェの風景 ピュリニー・モンラッシェの風景
なるほど、ここは単独ではなく、観光バスなどのツアーできたり、車で来たりするところのようだ。おまけにガイド付きツアーは10時からだった。ちょうどいい時間にこれてよかった!フランス人の結構年配の団体さんと一緒にガイドツアーに参加する。外国人は私たちだけ?(笑)説明もガイドもフランス語のみなので2.3割しかわからない。でも、やたらアリゴテが出てきているのがわかった。
ホテル周辺の景色 工場を見学したあとは試飲。この(VEDRENNE)ヴェドレーヌ社のスーパーカシスが、最高級カシスと言われいるものらしい。グラスの回りにべたあああっとへばりつくのがいいカシスの証拠だそう。それだけで飲むとものすごく濃い。でも確かに美味しい。 ピュリニー・モンラッシェの風景 ピュリニー・モンラッシェの風景
ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色
ホテル周辺の景色 色んなリキュールを試飲し、カシスに白ワイン入れたり、赤ワイン入れたり、ブランデー入れたりと、色んな飲み方をして面白かった。確かに高級赤ワインで出来る土地なので高級カシスが出来るのも頷ける。荷物になるけど、一番小さい200mlのスーパーカシスを購入!8.2€ ピュリニー・モンラッシェの風景 ピュリニー・モンラッシェの風景
カシシウムの入場料は1人7€×2。ディジョン・コート・ド・ニュイパスで無料になる。ちなみにこのスーパーカシス、楽天で買った方が安い(笑)あまりに美味しくてすぐに飲んでしまい、楽天で700mlを2本購入した。
★キールについて・・・ブルゴーニュ名物のキールは、ディジョンの市長のキールさんが発明したらしい。第二次世界大戦のあとブルゴーニュのワインの売上が伸び悩んでいたので、ディジョンで生産しているカシスとアリゴテという白ワインを使ってカクテルを作って売り出したらしい。確かにアリゴテは白いワインとしてはあまり美味しくないので、カシスと混ぜるとはうまく考えたと思う★
鉛筆 CUSSIUM(カシシウム)のHPはこちら
 
ピュリニー・モンラッシェの風景 ヴージョ・ギリー・レ・シトー駅に到着。1時間半しかないので、いけるとこまで行ってみる。シャトー・クロ・ド・ヴージョの見学できたらいいなあ。
あまりにものどかなので、2人で歩きながらドラクエVの村の曲を歌っていた(笑)
ピュリニー・モンラッシェの風景 ピュリニー・モンラッシェの風景
ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ピュリニー・モンラッシェの風景   ホテル周辺の景色
ホテル周辺の景色 シャンボール・ミュジニーの看板が!!こーいうのがザ・ブルゴーニュ!あれに見えるわ、クロ・ド・ヴージョ!望遠で撮ってるので近そうだが、実はまだちょっと遠い。さらに、フランスの魔の休憩タイムにはまってしまっていて、時間的に見学はできなさそう。 ホテル周辺の景色 ホテル周辺の景色
ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色
ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色
シャトー・クロ・ド・ヴージョをバックに!そして、このお城のような建物はシャトー・ド・ラ・クール。こちらも魔の休憩タイムでFERMEだった。そして時間もなくなってきたので駅へ戻りディジョン駅の電車に乗る。次に止まった駅を何気なくみたら、なんとジュヴレ・シャンベルタンだった!!それも、おしゃれな駅!もっと早く気付けばよかった・・・・。
 
そして次の町ブルゴーニュ公国の首都ディジョンへ。ブルゴーニュ公国の最盛期はフランスを凌ぐほどの大国でベルギーやオランダまで領地を広げていたらしい。フランドルから一流の画家や彫刻家が招かれたりしていて、芸術の中心地だったそう。
ホテル周辺の景色

さすがブルゴーニュ公国の首都。ボーヌより都会!そしてとりあえずは観光案内所で地図をゲット!床にこんな地図が描かれてるのに気を取られて、観光案内所の写真撮ってない。すぐ近くにあったQUICKで軽食!フランスに来てから初ハンバーガー。そーいえば、リヨン以外ではマクドも見てない。

ホテル周辺の景色 ホテル周辺の景色
ホテル周辺の景色

QUICKはベルギーのハンバーガーチェーンらしい。普通に美味しい。魚の形したマックナゲット的なフィッシュフライがあった。そして、ここからディジョンの町を散策!この凱旋門もどきがギョーム門とダルシー広場。この門のこと地球の歩き方にも書いてない(笑)

ホテル周辺の景色 ホテル周辺の景色
ホテル周辺の景色 ここがマイユの本店。でもこの日は日曜日で休みだった。右はギャルリー・ラファイエット!パリよりもかなり小ぶり(笑)でもラファイエットがあるなんてさすが首都。ディジョンの街並もなかなかいいね。この通りはリベルテ通り。 ホテル周辺の景色 ホテル周辺の景色
ホテル周辺の景色 木組みの家があるここはバルゼ広場。お天気がものすごくいい!うろこ雲が絵になる〜(*^^*)右はノートルダム広場。馬車に乗ってのんびり散策するのもよさげ。では今からノートルダムへ。 ホテル周辺の景色 ホテル周辺の景色
ホテル周辺の景色 ノートルダム教会。だーりんはいつも教会を見ると「セーブしにいこ」と言っては教会の中の真ん中のところ(礼拝堂みたなところ)に立って、♪チャーラララーララーと歌い「しかと記録したぞよ」って言う。旅の途中から教会にはそのためだけに入ってる気がする(笑) ホテル周辺の景色 ホテル周辺の景色
 
ディジョン美術館なんと無料!そしてその下がブルゴーニュ宮殿。1363年から1477年まで続いたヴァロワ家のブルゴーニュ公時代が最盛期。
ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色
 
ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色
上にある四角い塔がフィリップ善良公の塔。この塔に上がるのは1人6€。フランス語と英語の説明ガイド付き。階段で上がっていく。ブルゴーニュの町を見渡せてすばらしい眺め。高いところ大好き(*^^*)
ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色
右下はディジョンの旧市街地。市区町村の旗や紋章が飾られてきれい。あ、今朝見学に行ってきたヴェドレーヌ社のショップがある。日曜日なので休んでるけど。スーパーカシスも売ってる★
ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色
そして最後の見どころサン・ベニーニュ大聖堂。2€でクリプトの見学もできる。
ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色
これでディジョンの観光も終了!ボーヌに戻ったのは夕方の6時半頃だった。
ところで、当時はコート・ドール地区でもガメイ種(ボージョレーヌーボーのワインが作られる品種)が栽培されてたらしい。でもコート・ドールの土には美味しいガメイ種のワインが出来ず、ピノノワールと比べるどうしても品質が落ちる。それで当時のフィリップ豪胆公はコートドールでガメイを栽培することを禁止し、ガメイの葡萄の木は全部抜かれて、ボジョレー地区に植え替えられたそう。
さらにジャン無怖公の次のフィリップ善良公はディジョン周辺の低湿地での葡萄の栽培を禁止したらしい。そうやってどんどん、質のいい赤ワインばかりが栽培されるような土地になっていったようだ。そーいえばディジョンの周辺にはグランクリュはない。コート・ド・ニュイの中で一番ディジョンに近いマルサネはグランクリュはおろかプルミエクリュもないし、グランクリュの中では一番ディジョンに近いジュヴレ・シャンベルタンまでは12`も離れている。なんだかとっても納得!
 

 

ホテル周辺の景色 今日のディナーはマドレーヌ通りにあるレストラン。オテルデューの方まで歩くの面倒で、いつも前を通ってるレストランでよさげなので行ってみた。前日行ったら満席だったのもあって(笑)日本語ちょっとだけ喋れる日本贔屓のスタッフの女の子がいて、美味しいしいい店だった。 ホテル周辺の景色 ホテル周辺の景色
料理とレストランの詳細はグルメのページへ
 
 
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ボタン今日のヒトコトボタン 予定通りに3つの町にいけて大満足。ディジョンは都会でいいけど、ワイン好きが滞在するならするならやっぱりボーヌ。コート・ド・ボーヌにもコート・ド・ニュイにも行きやすいし、町の中がワイン一色!カーヴの上に町があると何かの本に書いてあったけどまさにそんな感じ。そして今日の歩数は18527歩でした。
 
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