ワインとグルメと世界遺産フランス2週間の旅
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9日目 ワイン市場(ボーヌ)→ヴォーヌ・ロマネ村(ミシェル・グロ訪問)
(2013年10月14日 1€=133円 両替時136円)
 
今朝もホテルで朝ご飯を食べて午前中はボーヌの観光へ。ワイン市場とワイン博物館へ。そして午後からミシェル・グロに訪問するかどうかをずっと悩んでいた。7月から2回ほどメールを送っていたけど、窓口のジュリエットという人から14日は収穫で忙しいから会えないという返事が来ていた。もちろん収穫で忙しいのはわかってるので訪問じゃなくてもいいし、一緒に写真とるだけでいいのでとというメールも送ったりしたけど、とりあえずごめんなさいその日は忙しくてダメですという返事だった。
そもそもボーヌに4泊もしたのは、ミシェル・グロに会いたいためで、向こうの都合のいい日に合わせれるようにと4泊もすることにしたので、5分でもいいから会いたいところだった。
出発前にもう一度メールを送ったけど、また14日は収穫で19日まで駄目だというような返事だった。フランス語が完璧に理解できてるわけじゃないので、ひょっとして19日までは畑に行ってるとかで、ドメーヌ内にいないのかなと思ったほどだった。
なので、ミシェル・グロにプレゼントしたかったオリジナルの甲州ワインも持って行くのをやめて、とりあえず建物の写真だけでも取りに行こうと思っていたのだった。でも朝からあまり天気がよくなく、ヴォーヌ・ロマネ村まではバスが1日に数本しかないので、雨の中建物の写真だけ撮りに行くのもなあ・・・とずっと悩んでいた。
でも結局雨はなんとか持ちこたえそうだったし、そもそもそのためにボーヌにまで来たし、万が一にも会えるかもしれないので行くことにした。
 
外観 まずは午前中はワイン市場へ。1人10€を払ってタストヴァン(首からぶら下げる銀色の浅い杯みたいなやつ)をもらう。試飲できるのは8種類。1つの場所に5分とか言われた(笑)お客さん誰もいない、クリプトみたいなところで試飲するし、明かりもないのでかなり不気味(笑) ホテル周辺の景色 ホテル周辺の景色

それにタストヴァンで飲んでもなー、グラスで味変わるし・・・ただ、ピュリニーモンラッシェが一番美味しかった。これだけ2回飲んだ♪あとムルソーもまあまあ。赤はマルサネとかだし。ただ、AOCがアロースコルトンとか、ボーヌのプルミエクリュなんてあまり買えないので、それは貴重!ただ、そう考えると勝沼のぶどうの丘で1100円でタストヴァンで170種類も試飲できるのってすごいね(笑)
日本に戻ってからわかったけど、グラスで12種類試飲して15€というコースがあった。タストヴァンと同じくグラスももらえるらしい。そっちにしてもよかったかなと思ったけど、グラスを割れないように持って帰るのが大変だったかも(^^;

ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色
ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色
ホテル周辺の景色 このワイン市場は、13〜15世紀に建てられたコルドリエ教会(Eglise des Cordeliers)の建物の中にあるワインカーヴだそうで、フランス革命の1792年に教会が閉鎖され、その後破壊されたりしたが1971年に修復工事が行われてワイン市場として甦った。 ホテル周辺の景色 ホテル周辺の景色

 

ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色   ホテル周辺の景色
鉛筆 MARCHE AUX VIN(ワイン市場)のHPはこちら
 
外観 さて次はワイン博物館へ。ノートルダム教会発見!中に入ったかも記憶がない(笑)ワイン博物館を探してると・・・えっ、ジョセフ・ドルーアン発見!こんなボーヌの町の中にあるとはびっくり!8月にこの人のジュヴレ・シャンベルタン飲んだとこなので、テンションあがる〜(*^^*) ホテル周辺の景色 ホテル周辺の景色
 
ホテル周辺の景色 ひょっとして、前もって予約しとけば見学できたのかな?でもボーヌのど真ん中で一般見学できるとなると殺到しそうだし、一般不可かも・・・。と思って調べて見たら、やっぱり一般は見学不可だった。ということで外観の写真だけでも。そして隣にあるのがどうやらワイン博物館らしい。 ピュリニー・モンラッシェの風景 ピュリニー・モンラッシェの風景
ピュリニー・モンラッシェの風景

でたーっ!FERME!閉まってる・・・。地球の歩き方には休みは12月〜3月の火曜日って書いてたけど、10月なのに月火休んでるし・・・。がっかり。
まあヴォーヌ・ロマネ村に行くバスの時間のこともあるので、ホテルにいったん戻るか。

ピュリニー・モンラッシェの風景 ピュリニー・モンラッシェの風景
 
さて、バスに乗っていよいよヴォーヌ・ロマネ村へ。12:10発のディジョン行きのバスは、国鉄のボーヌの少し手前のバス停から出発する。TRANSCOの44番のバス。所要時間は36分。ただ、来たのは41番のバスだった。でも運転手にヴォーヌ・ロマネも通ると確認したので乗ったけど、番号はあまりアテにならなのかも(笑)ヴォーヌ・ロマネの駅はpetite Aubergeとnordがあるがその間は1分しかないので、どちらで降りてもよさそう。乗るときに運転手さんに「ヴォーヌロマネに行きたい」と行っておくと、バス停についたら教えてくれた。
鉛筆 TRANSCO(バス)の時刻表のHPはこちら

途中、コルトンの丘が見えるので望遠でパシャパシャ!コルトン・シャルルマーニュは左側の回り込んだ辺りなので見えにくい。でもバスの車内からなのでなかなかうまく撮れない。

ピュリニー・モンラッシェの風景   ピュリニー・モンラッシェの風景   ピュリニー・モンラッシェの風景   ピュリニー・モンラッシェの風景
 
ピュリニー・モンラッシェの風景

ヴォーヌ・ロマネ村到着。だーりんがバス停からグロのとこまでの行き方をパソコンで調べてそれをデジカメで撮っておいてくれたので、それを見ながらテクテク。あれ?クロ・デ・レアって書いてる建物がある。ミシェル・グロのモノポールなので、この建物はグロ家のものだ。そして向かいに市役所がある。

ピュリニー・モンラッシェの風景 ピュリニー・モンラッシェの風景
ピュリニー・モンラッシェの風景

あーーーーーーーーっ、アンヌグロだ!ミシェルの妹さんとこ。そしてその隣にはミシェル・グロの標札が〜わーい!庭の中で呼び鈴を鳴らしてくださいみたいなことが書いてある。とりあえず門が開いてるので入ってみる。従業員らしき人が数人いたので「ムシュー・グロいます?」と聞いてみた。

ピュリニー・モンラッシェの風景 ピュリニー・モンラッシェの風景
ピュリニー・モンラッシェの風景

「ミシェル?」と聞かれたのでウィーというと名前は?と聞かれたので日本人で川崎ですと行ったら、どうやら呼びに行ってくれたみたいで、本人登場〜きゃあきゃあ〜(*^^*)色々話したと思うがあまり記憶になく、とりあえず、収穫の忙しい時にごめんなさいということは最初に伝えた。

ピュリニー・モンラッシェの風景 ピュリニー・モンラッシェの風景

そしたら今は大切な収穫期であることは本当だよみたいなことは言ってた。私が15週周年記念ラベルのクロデレアのデジカメの写真を見せて「これ2本持ってる。まだ飲んでない」というとまだまだ先でいいよー的な返事だったと思う。あと、あなたのワイン色々飲みました。ニュイサンジョルジュとか、モレサンドニとかヴォーヌロマネとか。会えてすごく幸せですとかも何回か言った。アリゴテは?と聞くと、2009年くらいからもう作ってないみたいな返事だったと思う。圧搾機みたいなところで、今はオート・コート・ドニュイブランの圧搾中だという話だった。あの中にレストランがあるのか、レストランでデギュスタシオンをさせてあげたいところだが、収穫で忙しくてさせてあげれないからというようなことだったと思うが、横に置いてあるクロデレアを1取り、ワイン用の白い箱にクロデレアを入れ、ピピピと白いガムテープ貼り、「はいっ」と。2007年もいい年だよーみたいなことだった。「本当に?」と嬉し過ぎて、嬉しいを連呼してたと思う。まさかミシェル・グロ直々に箱詰めしたクロデレアをもらえるなんて!万が一会えたらと思って緑茶のティーバッグをプレゼントしたが、甲州ワインを持って来なかったことをものすごく悔やむ。帰ったら、富士山のハンカチ添えてメールじゃない手書きのお礼の手紙を送ろうと思う。 やっぱり私が思った通りのいい人だった!感動してうるうるしそうだった。収穫で忙しいので、一緒に写真を撮ってもらい、すぐに退散することにした。

ピュリニー・モンラッシェの風景

この中にピノ・ノワールがいっぱい!そして、右がミシェル・グロから手渡しでもらったクロデレア〜!さらに一番右は、うちのセラーに2本入っている150周年記念ラベルのクロデレア。いつ飲もうか・・・いやあ、ほんとにこんな幸せな日はなかったなあ。

ピュリニー・モンラッシェの風景 ピュリニー・モンラッシェの風景
鉛筆 ドメーヌ・ミシェル・グロのHPはこちら
ピュリニー・モンラッシェの風景

そしてミシェル・グロの近くにはロマネ・コンティがある。ここまで来たのでロマネコンティも行ってみた。門が閉ざされてる。おまけに門高すぎ(笑)RCのマークを撮影しておこうっと。いつか飲めるかな・・・。

ピュリニー・モンラッシェの風景 ピュリニー・モンラッシェの風景
さて、もうヴォーヌ・ロマネでの用事も済んでしまって時刻は1時18分。バスの時間までまだ2時間もある。とりあえずバス停まで行ってみる。レストランがあったので行ってみると、カフェのみの利用はできないらしい。ニュイサンジョルジュまで行けばカフェがあると言われたが、ニュイサンジョルジュまで行けるくらいやったらホテルに戻っとるわ!!と(笑)ここからニュイサンジョルジュまでは歩けない距離だ。流しのタクシーがきたら捕まえようと思ったけど来なかった。その間に、だーりんのお母さん、みっちゃん、いのさんに電話をして、ミシェル・グロに会えた話をする(笑)LINEの電話めちゃ便利♪
ピュリニー・モンラッシェの風景

左がTRANSCOのバス停。ここで2時間近く待ってた。右がお茶飲むの断られたレストラン(笑)あとはだーりんがヴォーヌ・ロマネ村の写真を木の赴くまま撮っていた。シトロエン中心で。

ピュリニー・モンラッシェの風景 ピュリニー・モンラッシェの風景
ピュリニー・モンラッシェの風景

このD974は別名グランクリュ街道といういう名前がついている。この看板の写真を撮れてよかった。2時間バス停でずっと待ってたのが致命傷になったのか、このあと夕方からドーンッとしんどくなる。身体が完全に冷え切ってしまったらしい。そして、3時8分のバスが来た!!

ピュリニー・モンラッシェの風景 ピュリニー・モンラッシェの風景
ピュリニー・モンラッシェの風景

どうやら行きと運転手が同じ人らしい。行きしなニュイサンジョルジュで降りた人も用事が済んだのか、同じところから乗ってきた(笑)なんかボーヌってほんとのんびりしてていいとこだ(*^^*)右の写真の丸い木のあるところがコルトンの丘の中心のよう。

ピュリニー・モンラッシェの風景 ピュリニー・モンラッシェの風景
 
市内へ戻ってきたのが15時48分。昨日からボーヌ市内をめぐるプチトランに乗りたかったので、今日乗る予定だった。昨日出ていた看板には16時30とかもあると書いてあったのに、プチトランの看板が出ていない。(プチトランはオテルデューの前の観光案内所の前から出発)中に入って聞いてみると今日はもう終わったらしい。たぶん15時半の便が最終だったようだ。お客さんが少なそうだと勝手に切り上げてやめるのか・・・フランスの時刻表はあてにならない(▼▼メ)ということで、明日はマスタード博物館しか行けないので乗れそうにない。
ピュリニー・モンラッシェの風景 だーりんがお腹が空いたのでちょっと買い食いをしたいという。ホテルの近くのパン屋さんに行ってみた。美味しそうなキッシュがあり、温めるか聞いてくれた親切。それをカルノ広場で食べることにしたけど、まったく食べる気がしない。お腹空いてるはずなのに、まるっきり食欲がない。このあたりからかなりしんどくなってくる。ミシェル・グロに会えて一気に緊張の糸が切れてしまったのかも。関係ないけど、そーいえば、リヨンのホテルの横にあるのもカルノ広場だった。キッシュとだーりんのパン2つで5€くらいだったかな? ピュリニー・モンラッシェの風景
 
それから2時間後くらいに今日のディナーのお店を物色。かなりしんどくなってきて、ゾクゾクするし、熱もありそう。ボーヌの真ん中まで行くのはしんどいし、ホテルから出来るだけ近そうなところで、よさげな店があったのでそこに入った。
ホテル周辺の景色 そーいえば一度くらい名物のキールを飲んでおこう!これ、うっまーい(*^^*)しんどいけど、キールは飲める(笑)でもほんとにご飯があまり食べれなかった。美味しいけど、味がしつこいし、いい加減フランス料理に飽きてきた。シャロレー牛とエポワスのチーズ。これもブルゴーニュ名物。本日のディナーは63.9€+チップ ホテル周辺の景色 ホテル周辺の景色
料理とレストランの詳細はグルメのページへ
 
鉛筆 
       
     
ボタン今日のヒトコトボタン まさか会えると思っていなかったミシェル・グロに会えて、ワインまでもらえるなんて、最高の日だった!もっと嬉しい気持ちを色々伝えるフランス語の語彙力があればなあ。でもニコニコしていて、私の話を熱心に聞いてくれてとてもいい人だった。これからもずっと応援し続けようと思う。モトックスの試飲会に来日しないかなー。今日の歩数は13979歩でした。
 
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