アルザスワインとロレーヌ地方とシャンパーニュも巡る9日間の旅
スケジュール ストラスブール ストラスブールとケール コルマール エギスハイム バカラとナンシー
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5日目 ニーダーモルシュヴィア 〜 リクヴィル 〜 バカラ 〜  ナンシー
2019年9月3日(火) 1€=116.8円 )
 
いよいよコルマールともお別れ。昨日の夜飲んだけど、やっぱり朝からクレマンとボルディエのヨーグルトも。昨日座れなかった川沿いの席空いてたけど、外は寒くて無理だった。外の席で食べてる人もいけたど、フランス人って外で食べるの好きやなあと(笑)そしてチェックアウトを済まして、ホテルでタクシーを呼んでもらおうと思ったけど
日本人の観光客がタクシー30分待ちらしいと言っていたのを小耳に挟み、歩くことに。。。
鉛筆 エイビスレンタカージャパンのホームページ 鉛筆 
予約していたAVISへ。車は日本のエイビスジャパンで電話予約しておいた。ダイナースの優待で1割引だった。カウンターにはおばさんがいて、名札にはドイツ語とフランス語の国旗シールしか付いていないので私の出番!でもすごいドイツ語なまりなのか聞き取りにくくて苦労した。おまけに、いらないロードサービスとかつけられてたし、
たぶんペンで○付いてるから説明もしてくれてたとは思うけど、日本で予約してあるからふんふんと適当に聞いてたのがよくなかった。日本で予約した時の金額と同じ金額なのかちゃんとチェックしなくては!そして、AVISを出てすぐ右に見えるのがパーキングビル。ここに車が止まっている。初めての赤い車〜かわいい!ところが、この車がなんととんでもなくアンラッキー車だった。ちなみに車発車させる時にバックにならなくて、2人で悪戦苦闘したけど分からず、AVISまで行って店内にいた社員?のようなおじさんがパーキングビルまで一緒についてきてくれたけど、あたしがいない間にだーりんができたみたいで、わざわざ来てもらったのに申し訳なかった。。けど優しいおじさんでした。フランスに来たときくらいしかマニュアル乗らないし、バックの時ギア持ち上げるタイプのあることすっかり忘れてた(笑)
鉛筆 ジャムで有名なメゾン・フェルベールのホームページ 鉛筆 伊勢丹のクリスティーヌ・フェルベールのジャム購入ページ
AVISから約8km、車で15分くらい葡萄畑の中を走り、最初の目的地、ニーダーモルシュヴィア村に到着。今年のサロン・デュ・ショコラにクリスティーヌ・フェルベールさんがきていて、写真撮ってもらった時にコルマールに行くからあなたのお店にいきますと言ったら「マダム、ごめんなさい。その日はお店がバカンスで2週間ほど閉まっていま
す」と言われてめちゃ残念!でもせっかくここまで来たので、写真だけでも撮りにと村に寄った。ほんとに小さい村で、メゾン・フェルベールも閉まってるせいか、静かだった。右の写真はサロンデュショコラで撮った写真。ジャムはコルマールで2つほど購入済み。ちなみに伊勢丹のwebサイトでも購入できます。
 
 
教会の前に車を置いて、メゾン・フェルベールのお店の写真を撮って、教会にお参りして次の目的地リクヴィールへ。ここから約12km17分くらい。途中、ブルゴーニュでよく見かけたモザイク屋根の家があったりした。ルート的にはインガースハイム、ベネヴィヒル、ミッテヴィヒエというドイツっぽい名前の村をいくつか通っていった。
 
リクヴィールに近づくと、大きなバスが前を走っていたので、たぶんこのバスについていけば到着するだろう。東側の村の入り口の近くにある駐車場に止める予定だったが入り口が分からず、村の一番西側の駐車場に車を止めた。支払いの機械があったのであと払いだと思い、そのまま村の出口の方から入っていった。
村の西側から入ったのでまずドルデの鐘楼をくぐる。クリスマスグッズのお店があったり、コルマールやストラスブールにあったアルザスクッキーの本店もあった。お土産屋さんでコインも買った。
鉛筆 アルザスクッキー Maison Alsacienne de Biscuiterie 鉛筆 ジャムとフォアグラを買った Au marche de RIQUEWIHR
 
ちなみにコルマールの駅前からリクヴールまでバスが出ている(106番)ただし、日曜日は運休。日・祝はセレスタの駅まで電車で行ってそこからバスが出ているみたい。コルマール滞在が日曜日だったので、ナンシーへ行く途中のこの日に1時間ほどリクヴィル観光にあてた。
Au marche de RIQUEWIHRという地元の食材が色々売ってるお店でフォアグラ、ジャムを買う。どちらもアルザスの食材を使っているのでいいお土産になった。村の東側には可愛い市役所があり、お約束のプチ・トランもある。公衆トイレは村の東側にある。ここからまた村の西側へ戻っていって、村の滞在時間は1時間くらいかな。黄色のラベルが有名なヒューゲル(HUGEL)。ドイツワインと思ってたらなんとリクヴィルで300年続く名門だったようです。時間があったら試飲に行って見たかったな。
鉛筆 リクヴィールの観光案内所のページ(リボーヴィレと共通) 鉛筆 リクヴィールのワイナリー★FAMILLE HUGELのホームページ
さて、観光が終わり駐車料金を払おうと思ったら、駐車スペースにも番号などがなく、払い方がわからず、1時間くらいだったので、結局払わずに帰ってしまった。その時に車のワイパーのところにこんな紙が挟まれていた。だいたい理解できたけど、金額も書いてなかったし、警告かなと思ってたら、実は2週間ほど経ってからAVIS経由で罰金の
通知が来た!!フランスでの駐車禁止、罰金についての詳細は旅のミニ情報のページへ
リクヴィールからバカラへは74kmもあり、車で1時間10分ほどかかる。町をいくつも通ったし、山も越えた。牛がいたりして、山を越えると高速の料金所があって高速を降りたらすぐにバカラ村だった。Pの看板が見えたから止めたのかその辺記憶が曖昧だが、バカラの美術館の駐車場に止めたつもりだったけど、あとでその近くに美術館の駐車場があったので、止めたところは違うかった?!無料の駐車スペースのようだったけど、今から考えると危なかったかも。そこからすぐ近くにバカラの工場があった。
 
そしてバカラの工場の斜め向かいのパン屋さんか並びのピザやさん"Le pizz"で食べる予定だったのでピザやさんに入る。だーりんはサラダバイキングのようなものとピザを1枚シェアした。あたしはあまりお腹がすいてなくてピザ半分でちょうどよかった。そして一緒にリースリングを飲んだ(*^^*)ちなみにこの店のホームページはなさそう。
 
そのあとすぐ近くにある観光案内所に寄ろうと思ったら閉まっていた。1時30分過ぎてるので開いてるはずだが、フランスではよくあること。向かいのバカラのショップに行ってみる。家にあるのと同じ花瓶があった。現地だからって全然安くないし、日本で買うのと値段がほとんど変わらなくてびっくり。
鉛筆 Baccarat(バカラ)のホームページ 鉛筆 バカラの観光案内所
次の目的はサンレミ教会。この川はムルト川。 鉛筆 橋の上からの風景動画(file size 40.3MB)大容量ギガ注意
橋を渡って右手に見える可愛い建物は市役所。そして左側にあるあまり教会らしくない教会。この教会の見どころはすべてバカラのクリスタルでできているというステンドグラスの窓です。よくあるキリストの絵が書いてたりとか、そういうのではないけど、クリスタルが非常に美しい。これをみれただけでもバカラに来てよかったと思う。
 
 
そのあとバカラのショップの方へ戻ってきて、観光案内所の近くにあったクリスタルのショップ2軒行った。バカラのクリスタルではないけど、バカラで売ってるクリスタル。せっかくなので記念に可愛いハートのペンダントを購入。そしてバカラの美術館へ行った。この時点で2時半頃だった。美術館に行くかどうか迷ったけど、ここからまだナンシーまで60kmもあるし、ナンシーも観光したいし、出発することにした。でも後から考えると30分でもいいからちょっとのぞいてみたらよかったかなあ。
鉛筆 CRISTAUX des BACCARATのホームページ 鉛筆 PARKING INDIGOのホームページ
今回泊まるナンシーのホテルは、スタニスラス広場に面しているあのマリー・アントワネットも泊まったというオテル・グラン・ドゥ・ラ・レーヌ(王女のホテル)です。事前に駐車場のことを問い合わせたらホテルにはパーキングがないらしく、おすすめされたのはすぐ近くのパーキング・スタニスラスというパーキングビルの駐車場。ただ、今なぜか名前変わってる。。。あと、メールでホテルのすぐ近くのリオテ通りに車を止めて、フロントに呼びにきてねと書いてあったのでそのようにした。ホテルの人が大きなキャスターを持って荷物を取りに来てくれたので荷物を渡して、車を駐車場に預けてからホテルへ行きました。止めたとこがわからなくなるので写真を撮っておく。
左の写真がホテルです。スタニスラス広場に面していてすごい!フロントの壁にはマリー・アントワネットの肖像画もあり、階段や壁も宮殿みたいな雰囲気です。ただ、壁には料金表も表示されていて良心的です。ちなみに直前に広場に面した部屋はありますかと聞いたらもう満室でないという返事だったけど、窓を開けると左側にスタニスラス広場
が見れるのでよかったかな。部屋もクラシックではなくスーペリアにしたので広めだし、トイレにビデがあるのは初めてだった。使うことはなかったけど(笑)あと、クローゼットが大きくて、色々入れておけるのでそれもよかったしなかなかいいホテルです。
 
鉛筆 ル・グランドテル・ドゥ・ラ・レーヌのホームページ 鉛筆 NANCY(ナンシー)の観光案内所のホームページ
ナンシーのスタニスラス広場は世界遺産に登録されています。そして金装飾の門が四方にあり、これらはアールヌーヴォーの世界です。ポーランドの国王だったスタニスラスはフランスに亡命したあとロレーヌ地方を譲り受けて統治した。スタニスラス広場はエマニュエル・エレというナンシー生まれの建築家が設計した。
鉛筆 スタニスラス広場の360度の動画 (file size 62.4MB)ファイルサイズが大きいので注意して下さい
一番右上がアリアンス広場。その下はバカラのショップ!中央の像はスタニスラス王。
 
さとまず最初の目的地はシュミットというチョコレートやさん。お店はナンシーとコルマールの近くの「ジェラールメ」という町の2軒だけのよう。パッケージに日本語で、とろけるとか書いてて面白い。板チョコと夜のおやつに小さいショコラを買った。そして、今回の一番の目的はナンシーマカロンを買うこと。有名な2軒お店が2軒あり、1つはこの
鉛筆 SCHMITT CHOCOLATIERのホームページ 鉛筆 MAISON des Soeurs Macaronsのホームページ
いシュミットのすぐ近くにある、メゾン・デ・スール・マカロンというお店。見た目はサンテミリオンのマカロンにそっくり。でもお店で試食させてもらったけど、サンテミリオンのより食感は硬い。でも味は美味しいので、思い切って10箱買うことにした。お店の人は目を丸くして、だーりんは隣で「10箱?!」とあきれていた。
 
次にいったところはホテルから近いナンシー大聖堂。でもわりとこじんまりしている。そして、左下の写真がアリアンス広場。ここも世界遺産に登録されている。そして三ジュリアン通りになんとストラスブールでホテルの隣にあったアラン・バットがあった。ここはカフェも併設されていてこのビルの下の店全部がアラン・バットみたいでどうやら本店
どうやら本店のようだったので、行っておけばよかった。ものすごく残念。さて町の中にあるアール・ヌーヴォー建築めぐりの続きはアランバットののその近くにあるクレディ・リヨネ(LCL)という銀行。シャルル・ゴーヴィエとジェック・グリュベによって手掛けられたという天井のステンドグラスが見事です。これはホテルのフロントのおにーさんが地図をくれた時に教えてくれました。
ところで、観光案内所でアールヌーヴォーの建築物めぐりの無料の地図をもらえるらしく、有料でイヤホンガイドも借りれると日本に帰てから知りました(笑)おまけに、ホテルのすぐ横に観光案内所があったのに、入り口が正面ではなかったために気づかず、まったく足を踏み入れてないのが残念。ナンシーはもともと時間もないのでリサーチ不足だったようです。
そして、その日のディナーとして予約している店の前をたまたま通りがかったら、迎えになんと「大阪」というレストランがあって、ウィンドウにメニューが貼ってあったので見てみると、お好み焼きや焼き鳥、牛丼などがあり、牛丼は大阪のストリートフード?と2人で話してると店の前にいた男の人に話しかけられて、その店で働いてる日本人だった。オーナーはフランス人らしい。オーナーが来て、友達?よかったら食べていかない?と言ってくれたが、今日も明日もレストランを予約してるので行けなくて残念だった。。次回ナンシーに来ることあったらぜひ行って見たい(*^^*)ナンシーは日本人が少なく、久しぶりに日本人と話できて嬉しいかったと言ってた。
ここは最初にちらっと通ったアリアンス広場、お約束のプチトランも走っていた。
下の写真はサン・エプブル教会。博物館とかロレーヌ公宮殿、下の一番右はクラッフ門。クラッフ門は城門で1382年。ナンシーで最も古い建造物だそう。
鉛筆 ナンシー大聖堂のホームページ 鉛筆 La basilique Saint Epvreのホームページ
クラッフ門の隣は中学校。そして右の2枚はナンシー派の芸術家・ヴァイセンビュルガーの家。ここもアール・ヌーヴォーの建物めぐりの1つ。説明版にはマジョレルの家のことも書いてあるが、マジョレルの家はここからまだ2.2kmもあるのでさすがに断念。デジーユの銘板という凱旋門のような門を見て、ジャンヌダルクの像を見つけて、本日19時半に予約しているレストランへ。ジャンヌ・ダルクはナンシーの郊外、ドン・レミという村で生まれたらしい。
 
このレストランはグーグルマップで色んなお店をチェックしてる時に見つけたお店。「良い王スタニスラスの食卓で」という店の名前が気に入ったから。ホームページをチェックしてみるとサイトでも予約できないし、電話かメールでしかできないらしい。そーいうところも、なんかこだわりあっていい感じ。ただ、予約のメールをしてもすぐに返事が
こなくて(笑)数日経ってもう一度メールしたら返信があった。店内はすごく可愛くて、ボルシチやロシア料理に欠かせないビーツのこの料理がスペシャリテだそうなので、そこがスタニスラス王の食卓という感じです。お肉は鴨と豚だったか、、忘れた(笑)
デザートはババオラムをチョイス。実は、このラム酒ひたひたのデザートはあまり好きではない。でも250年前にここナンシーで生まれたデザート。スタニスラス王が故国ポーランドの焼き菓子をシロップ漬けにしたのが始まりだそうです。
鉛筆 A la Table du Bon ROi Stanislasのホームページ 鉛筆 公式プロジェクションマッピングのプロモ動画(1分)
そして今回のナンシーのお楽しみの1つはプロジェクションマッピング。たまたまフランスの三大プロジェクションマッピングはアヴィニョン、ナンシー、シャルトルだという記事をネットで見て、すごく楽しみにしていた。6月15日〜8月15日までは10:45から、、8月16日〜9月15までは22:00スタート。それに間に合うようにレストランから戻ってきた。
こんな面白いプロジェクションマッピングは初めて。30分もあるのに、あっという間だったし、ストーリー仕立てになっててすごくよかった。2019年夏のプログラムはオペラ100周年を記念する内容だったそうで、素晴らしかった。正面の市庁舎はもちろん、左手にある私たちが泊まったホテルとそのとなりのロレーヌ国立歌劇劇場、右手にある市役所とナンシー美術館とこの5つの建物に映像が映し出されるので、とても臨場感があります。下のリンクをクリックすると動画が見れます。wifi環境下での視聴をおすすめします。
鉛筆 projection mapping1(size 98.5MB) 容量が大きいので注意してください 鉛筆 projection mapping1(size 171MB)
10時半にプロジェクションマッピングが終わったので、ホテルのバー「Le bar Louis XV(バールイ15世)」でカクテルを飲んで部屋に戻った。なんかタッチダウンだったか、忘れてしまったけどアメフトに関係のあるような面白い名前のカクテルだった。グラスもトーテムポールみたいだった。
鉛筆 バー・ルイ15世のホームページ 鉛筆 載せきれなかった写真のページ
 
ボタン今日のヒトコトボタン 結局ナンシーには16時前くらいに到着。ナンシー派美術館には行ってみたかったがバスに乗る必要があるのと月火休みなので、なかなか難しい。でも今日は盛りだくさんの旅だった。やっぱり車は便利!でもナンシーにもう少し時間取ったらよかったかなあ。車移動の割には16975歩と結構歩いている。
 
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